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剣山とは、四国の徳島県にある標高1,955mの山で、四国では愛媛県にある石槌山に
ついで二番目の高峰です。日本百名山の一つとして、別名太郎笈と呼ばれ、南西側
には次郎笈が対峙しています。北斜面には石灰岩層があり、山頂では岩場が
多く見られます。

古くから信仰の山、修験道の山として知られており、大剣神社、
剣神社、龍光寺、円福寺などがあり、山頂付近には「行場」といわれる
難所も存在します。

一帯は剣山国定公園に指定されており、徳島県観光協会・徳島
新聞社選定とくしま88景にも選定されています。また山頂付近の「剣山御神水」
は環境省選定名水百選に選定されています。

四国第二の高峰であり、徳島の山々の最奥に位置する剣山ですが、登山口から登山道
の中央付近までリフトが設置されている為、初心者でも登りやすい山として、年間
約10万人もの登山客や、観光客が訪れています。
リフト15分、徒歩で約40分程で山頂に立つことができます。

山頂は剣山という名のイメージとはかけ離れた平坦な草原となっており、
「平家の馬場」と呼ばれています。その山頂からの眺めは非常にすばらしく、
瀬戸内海から遠く、鳥取の大山までも見えることがあります。

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