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剣山の観光開発の祖として頂上ヒュッテには新居熊太さんの碑があ
ります。新居熊太さん(1890~1984)は昭和12年より
剣山顕彰会幹事として観光開発や国定公園化に尽力し、1955年
に剣山頂上ヒュッテを開業させ、訪れる多くの登山者のサポートを
行い、90歳まで登頂したと碑には書いてあります。

1955年創業当時から新居熊太さんと一緒に働いていた次女の重
子さんの話によればとにかく水がなくて困ったそうです。
700メートル程下の谷から一斗缶をかついで水を上げていたそう
で1日何往復もする重労働が75年まで続いたそうです。

現在では家族連れでも楽しめる登りやすい山として知られている剣
山ですが、ここまで環境が整う為には大変な苦労があったことだと
思います。

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