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藍住町議会の定数問題についての混乱が続いているようです。
議会に身を置いていた者の一人として、これについて考えてみたいと思います。

議会の定数問題そのものについては、丁寧かつ深い議論を要するうえ、自治体ごとの事情も勘案しなければなりません。
よって、藍住町議会の定数問題そのものについての言及は致しません。
上記を前提に、今回の流れについて考えてみました。

第一に、議会の定数問題については議会の専権事項であり、これに行政の長である町長が再議の申立を行うのは適切でなかったと考えます。
ただ、一旦再議に付されたからには議会はこれを審議しなければならず、審議せずに散開したことについて、これは議会として不適切であったと考えます。

本来であれば再議の結果、この場合賛否が拮抗しているとの事ですので、恐らくは否決となると思われます。
そうした後、議会として自主解散の発議をするか、あるいは次回一般選挙の争点のひとつとするのが正しいのではないかと考えています。

現状では住民意識と乖離しすぎていると思われます。このままでは定数問題より先に、議会の不要論まで出てくるようにも感じられます。

この問題については、もしかしたら全国的にも注目される事案となろうかと思います。
正常かつ住民に納得のいくプロセスを経て、この問題が決着することを祈りつつ、今後の動きに注目したいと思っています。

Source: 草莽崛起 松浦明人の今こそ全力

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