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財政悪化

将来世代に負担を残さないとのお題目の下、消費増税論が議論されているそうです。
消費税についての歴史を見るとあきらかなのですが、
消費税の導入が1989年。
税率5%への増税が1997年。
さらに税率8%となったのが2014年。
そして昨年、税率は10%となりました。
過去のデータ見るとあきらかなのですが
1989年に6%を超えていた経済成長率は翌年マイナス0.5%まで一気に急落します。
同じく1997年におよそ3%あったものが翌年はマイナス0.9%。
2014年にも2.6%からマイナス3.4まで下落。
当然ながら税収も下がり、結果として財政は悪化しているのが事実です。
将来の世代に負担を残さないといいつつ、
経済の深刻化を招き、結果として財政に悪影響を及ぼす消費増税・・・
プライマリーバランス(PB)重視の考え方から少し脱却してもいいんじゃないかと思います。
以前にご紹介したドーマー条件。
この結論はPBの黒字化だけでなく、名目GDPの成長によっても達成できるはず。
Source: 草莽崛起 松浦明人の今こそ全力
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